こだわりの養蜂家、Nagyさんも驚いた
純度抜群のハンガリー産アカシアハチミツを3分の1の価格で!!!
花粉率の高さが証。
無添加の天然ハチミツは、16~17%の水分量を見極め、なめらかな舌触りで甘みたっぷり
雑味のないきれいな味わいは食材の味をそのまま生かし、ヨーグルトやトーストだけでなく、ブルーチーズやコーヒーや酸味のあるイチゴにもマッチします。
今回のプロジェクトは、賞味期限が秋までと半年ほどに迫ったアカシアハチミツとファセリアハチミツです。
「賞味期限3分の2ルール」で正規ルートでの販売ができなくなったのですが、品質的には問題ありません。クラウドファンディングを活用して是非皆様にお得な価格で食べていただきたいという思いで始めました。
以前別のクラウドファンディングで税・送料込み3200円だったアカシアハチミツですが、10個購入で1個当たり税・送料込み1200円で提供させていただきます。
フードロス削減、SDGsにご協力ください。
「今年のアカシアのハチミツは、すごいですよ。純度95%らしいです」
2021年秋、友人のハンガリー人からそんな一報をもらいました。
ハンガリーのハチミツはヨーロッパでも評価が高く、日本など多くの国に輸出されています。そのハンガリーで「すごい」と評価されるハチミツって、どんなだろうか。さっそく送ってもらったハチミツは水飴と見まがうほど透明でした。滑らかで雑味のないきれいな味わいは、食材を引き立てました。
それから、百貨店などを回っていくつものアカシアハチミツと比べてみましたが、透明度で負ける気はしませんでした。試食してもらったハチミツの専門家の評価も高く、雑味のないきれいな味わいは酸味のあるイチゴにもぴったり合いました。
緑の手前に置くと、奥の緑がきれいに透けて見えます。
食品検疫上の問題がないことを確認、2022年4月にハンガリーの養蜂家、Nagyさんを訪ねました。実直な雰囲気のNagyさんはいいハチミツを作る方法を惜しげもなく話しました。
写真はハンガリー・パンノンハルマの修道院の土産物屋さんです。この修道院は世界文化遺産になっており、土産物屋には多くの人が訪れていました。その土産物屋さんでも、Nagyさんのハチミツが売られていました。ピンク色の服の男性のあたりに置かれていたのですが、Nagyさんのこだわりが評価されているからでしょう。</SPAN>
「例年はアカシアの花が咲くと同時に咲きだすアブラナなどの花がほとんど咲かず、ミツバチたちが集めてきたのがアカシアの蜜ばかりだったからです」
「アカシアのハチミツは簡単には結晶化しないのに対し、アブラナなどのハチミツは結晶化しやすく、すぐに固まったり、ハチミツの中にクモの巣のような線がいくつもできたりします。今回のはそれがまったくなく、透き通ったままなので、95%と判断しました」
渡航前のやりとりでそんな話は聞けたのですが、やはり「95%の証明」はほしい。そこで、Nagyさんにお願いして、ハンガリーの検査機関で分析してもらいました。
上の写真はNagyさんから日本に送られた見本です。くまちゃんの容器に入って送られてきました。このくまちゃんの容器はハンガリーのスーパーなどでもよく見かけます。
分析の結果、純度95%は証明されなかったのですが、花粉率の高さで純度の高さは証明されました。ハンガリーの規格で「アカシアハチミツを名乗れる」基準、アカシアの花粉率15%のほぼ倍、29%であることがわかったのです。
写真のハチミツは、今回のリターンに入れているもう1つのハチミツ、ファセリアハチミツです。もちろん、Nagyさんが採蜜したハチミツで、昨春に輸入しました。
ファセリアは南北アメリカ原産のムラサキ科の植物です。同科は約200種あるとされ、同じファセリアでも種類によって見た目が明らかに違います。
ハチミツのファセリアは、正確にはファセリア・タナケティフォリアで、和名はハゼリンソウです。ビンの写真のように青紫色の可憐な花を咲かせることから、景観用に栽培されるほか、育った草花を土にすき込んで肥料にする緑肥作物として利用されています。
つまり、日本ではハチミツにはほとんど使われることがないのですが、ハンガリーではわりとファセリアハチミツが作られ、その穏やかな香りとやさしい味わいが好まれています。
香りは穏やかでコクがあり、そのコクにはバターのような雰囲気もありますのでトーストにはとてもよく合います。また、クラッカーやワッフル、ヨーグルトにもぴったりです。
お試しいただきたいのは、ハチミツレモン。ファセリアハチミツの香りにはレモン風味もあるとされいますので、とてもよくマッチします。
写真は、レモンとファセリアハチミツを混ぜた後に氷を入れ、炭酸水を足したものです。暑い時期やさっぱりしたい時にはぴったりの飲み物です。
ここから、当時の話に戻ります。
アカシアハチミツには食品検疫上の問題もないし、純度の高さも証明されたのでハンガリーを訪問。紹介してくれた友人の運転で首都・ブダペストから西に100キロ余りのパンノンハルマに向かうと、世界文化遺産の修道院にほど近い住宅街に、Nagyさんの家がありました。Nagyさんのお宅は代々続く養蜂家で、18歳を筆頭に3人の息子さんも養蜂家の夢を抱いていました。
自宅の庭にも巣箱がありましたが、アカシアの林は車で30分ほどのところにあり、広さはなんと東京ドームの10倍近い100エーカー(40.5ヘクタール)もありました。広大な果樹園でもハチミツを採っており、さまざまな種類のハチミツを作っています。
パンノンハルマの中心部、修道院のある高台からの眺めです。池の向こうに広がるのがNagyさんの採蜜する広大なアカシア林です。
Nagyさんはさまざまなハチミツを作っていますが、もっとも高く売れるのがアカシアのハチミツです。そんなアカシアハチミツの中でも例年よりはるかに純度が高いものを売ってくれるのは、ハチミツを紹介してくれた友人の妻がNagyさんと知り合いだったからです。
自宅の庭に置かれた巣箱をチェックするNagyさんです。
ハンガリーでは、ハチミツ農家が自らの名前で国内で売れる範囲は半径50キロといった制約があり、販路拡大は難しい。ネット販売はできますが、養蜂家を目指す息子のためにも日本のマーケット切り開きたいという思いがありました。それでも、採れたアカシアハチミツのすべてを売ってもらえるというのは、とてもありがたいことです。前回の別のクラウドファンディングでは、空輸したものを先行販売しました。
高い純度のアカシアのハチミツが採れた理由は、アブラナなどの咲く時期がずれただけではありませんでした。ミツバチは巣箱から半径3キロほどの範囲で蜜を集めてきますので、ほっておくと、いろんな花のハチミツが混じってしまいます。そうならないようにするためには、アカシアのハチミツだけを集める時期の見極めが大切です。
4月に渡航した際、アカシア林で撮影した写真です。残念ながら、花はまだ咲いていませんでした。
Nagyさんは毎日、巣箱に集まったハチミツがどのような花のものかをチェックし、アカシア以外の花のハチミツが少しでも混じりだすと、巣箱を持って帰り、ハチミツを採りだすことで高い純度にしていたのです。
Nagyさんの家で話を伺いながら、もっとも感動したのが、水分量の話でした。ミツバチが集めてきてすぐのハチミツは水分量が多く、水っぽいのですが、ミツバチたちは巣箱に持ち込んだハチミツを4日間ほど自らの羽で風を送って水分を飛ばし続け、蜜ろうで蓋をします。
この状態になったのが日本では「完熟ハチミツ」と言われるものですが、Nagyさんによると、蜜ろうで蓋がされていても十分に水分が飛んでいないことがあるといいます。雨続きなどでミツバチがいら立っていると、十分に水分が飛ばされていなくてもさっさと蜜ろうで蓋をしてしまうことがあるというのです。
Nagyさんのミツバチの巣箱です。この巣箱にはまだハチミツが十分に集まっていないので、羽で送風する段階にはなっていないと思います。
そのうち、ハチミツがたくさん集まって送風作業が始まり、蜜ろうで蓋されるのですが、逆に蜜ろうで蓋をされる前であっても十分に水分が飛んでいることがあるといい、Nagyさんは巣箱をたたいたり、ハチミツをなめたりして、水分量を確認しています。
Nagyさんが先代から引き継いで本格的にハチミツづくりを始めたのが2001年。その経験からもっともよい水分量は「16~17%」と判断したそうです。17%を超えると水っぽさが感じられ、少なすぎると滑らかさがなくなるためです。実際、十分に水分が飛んでいない状態のハチミツを巣箱から直接とってなめてみると、水っぽさが感じられました。
Nagyさんは巣箱をたたくなどして水分量を見極めた後、分析器でも水分量をチェックし、16~17%のハチミツだけを出荷しているとのことでした。La Barat用のアカシアハチミツを目の前でチェックしてもらったところ、16.8%でした。ちなみに、国産天然はちみつの規格は22%です。
糖質も高かったです。国産天然はちみつの規格は、果糖及びブドウ糖含有量(両者の合計)60グラム/100gグラムなどとされてますが、このアカシアハチミツは69.1グラム(果糖43.7グラム、ブドウ糖25.4グラム)あり、糖質全体では83.4グラムでした。
Nagyさんの真摯さは巣箱の数にも現れています。Nagyさんが採蜜しているアカシア林や果樹園は何百エーカーと広大ですが、ハチの巣箱は130個。つまり、女王バチを中心にしたハチミツ一家130家族分ということになります。この数はNagyさんと同じ家族経営の養蜂家と比べると、少な目だといいます。
多くは200個の巣箱を持って採蜜しているのですが、1つの巣箱から1回に採れる量がNagyさんの40キロに対して、多くは20~30キロ。結果的に採れる量はさほど変わらないとのことでした。
巣箱1個からの採蜜量の違いは女王バチの管理や日々の巣箱チェックから生まれます。これはNagyさんが取りだして見せてくれた巣箱のミツバチたちです。真ん中の青い色がついたのが女王バチです。Nagyさんは女王バチの生まれ年によって色を変えて着色することで、女王バチの年齢を把握し、ミツバチが活発に動く状態を保っているのです。
Nagyさんを訪ねる前に心配だったことがあります。2018年にハンガリー産のハチミツから検出された農薬のクマホスです。事前にハンガリーの検査機関で分析してもらった結果、検出されなかったために輸入できているのですが、やはり農薬は心配です。
そこで、いろいろ聞いたのですが、「(アカシアの)木に農薬は使わない」というごもっともは回答がありました。ミツバチの行動範囲は巣箱から半径3キロ程度ですから、ここのアカシアハチミツから農薬が検出されるなんてことはあり得ないというわけです。
クマホスに関して言うと、ハンガリーではすでに使用も販売も禁止されているとのことです。ミツバチへの予防薬はハンガリーの法律上、冬場に投薬する必要がありますが、ハチミツを採り始める春以降には影響が出ないようにしているといいます。草花への農薬も使っていましたが、もちろん、花が咲くころには影響が出ないとのことです。
巣箱をチェックするときは、煙を使ってミツバチの動きを鈍らせます。
養蜂家が農薬に気を使っているのは、当局による抜き打ち検査があるからです。万が一、禁止農薬や基準を超える農薬が検出された場合、検出された養蜂家のハチミツだけでなく、周辺の養蜂家のハチミツも地元のハンガリー人が買わなくなる。だから、農薬に関しては多くの養蜂家がすごく神経を使っているという話でした。
ですので、クマホスや通常はちみつに使用されることが多い保存料や人口甘味料等を一切添加しておりません。
はちみつには加熱はちみつ、加糖はちみつ、精製はちみつなどいろいろな種類がありますが、Nagyさんのアカシアハチミツはもちろん、無添加の天然ハチミツ。しかも、瓶詰めする際の加熱を40度以下に抑えて、ビタミンやミネラル、酵素、フラボノイドなどの栄養素が損なわれないように配慮してもらいました。
今回のリターンに設定したアカシアハチミツは、ファセリアハチミツと同様、昨春に輸入したもので、2022年に採蜜されました。採蜜した年は違いますが、アカシアの純度が高いために透明度に差はありません。水分量へのこだわりも変わりなく、とてもきれいな味わいになっています。
雑味のないきれいな味わいのアカシアハチミツは、酸味のあるイチゴにぴったりですが、ヨーグルトやホットケーキなどにも、もちろんあいます。
最近は、パウダー状にしたハチミツを紅茶葉といっしょにしたティーバッグが「はちみつ紅茶」「蜂蜜紅茶」などとして人気になっています。コーヒーにハチミツを入れることも流行っているようです。試してみたら、ふだんのコーヒーにコクと甘みとまろやかさが加わり、よりおいしくなりました。
とはいえ、トカイワインなどハンガリーとの関係が深い弊社のおすすめは、ハチミツ入りハーブティです。
写真はハンガリーのスーパーでよく見かけるハーブティです。ハンガリーではハーブティがよく飲まれるのですが、その際にハチミツを入れることもあります。ハーブティには酸味のあるものも多く、ぴったりマッチします。
塩味のあるブルーチーズなどにもぴったりです。ハンガリーにはトカイワインという世界三大貴腐ワインがあり、極甘口のワインは蜜そのものの味わいなのですが、この極甘口ワインとアカシアハチミツをたらしたブルーチーズは蜜と塩味の絶妙なハーモニーを奏でます。
ハチミツはウイスキーなどのアルコールにもマッチします。ジャックダニエルなどのバーボンは、ハチミツを混ぜたボトルが商品化されているほど人気ですが、ハチミツはさまざまなカクテルにも利用していただけます。お酒の香りを邪魔せず、ハチミツのよさだけを加えられるので、味の濃いハチミツとはまた違った味わいのカクテルになると思います。
すでに輸入し終え、倉庫に搬入済みです。
プロジェクト終了後、すぐに発送できます。
★純度抜群・ハンガリー産アカシアハチミツ1個250グラム
賞味期限来年9月末にて特売1個セット 2,200円(税・送料込み)
★純度抜群・ハンガリー産アカシアハチミツ1個250グラム
賞味期限来年9月末にて特売2個セット 3,750円(税・送料込み)
★純度抜群・ハンガリー産アカシアハチミツ1個250グラム
賞味期限来年9月末にて特売5個セット 7,500円(税・送料込み)
★純度抜群・ハンガリー産アカシアハチミツ1個250グラム
賞味期限来年9月末にて特売10個セット 12,000円(税・送料込み)
ファセリアハチミツは手元の数が少なくなっていますので、アカシアハチミツとの2個セットのみにしています。
★純度抜群・ハンガリー産アカシアハチミツ1個250グラムとファセリアハチミツ1個250グラムの2個セット 3,750円(税・送料込み)
資金はNagyさんのハチミツの購入資金に使わせていただきます。
株式会社La Barat(ラボラ)の前身は2012年12月 にベルギーチョコなどの輸入販売事業のために設立された株式会社ドゥ・アンバサダーです。2019年11月に 株式会社La Baratに商号変更し、ハンガリーワインの輸入販売事業の準備を本格化させました。
代表の飯塚隆志は1966年8月生まれ。関西大学社会学部卒業後、1年間の紡績会社勤務を経て全国一般紙に記者職で入社。2019年4月末に希望退職するまで記者として本社政治部や経済部、社会部、地方部、地方総支局で働いてきました。
退社後は「会社を辞めたらヨーロッパに行く」という一念の下、数年前から注目していたハンガリーを旅し、トカイやエゲルを自転車で回り、ワインを飲み、トカイワインの良さを知りました。その時にブダペストのワインショップ・Champion wineで出会ったのが、オーナーのKissさんです。Kissさんが所有しているWinexportはMonte TokajとChateau Clocheというブランドをもつワイナリーでもありました。
養蜂家のNagy Balazsさんとは、Kissさんとの調整役をお願いしているハンガリー人の友人を通じて知り合いました。
ハンガリーには親日家が多く、街も落ち着いていますので、ご高齢の方でも女性でも安心して楽しむことができます。将来的には旅行代理店と組んでワイナリーツアーを企画し、ハンガリーワインを購入していただいた方にワイナリーを訪れていただき、現地でトカイワインなどを味わっていただけたらと願っています。
よろしくお願い致します。
プロジェクトに関する情報
・プロジェクトの属性:輸入商品
・代理店によるサポート:・・・・・代理店による日本語カスタマー対応と保証
・プロジェクト実行者(国) :・・・・日本
・製品者(国) :・・・・ハンガリー
・製造者(国) :・・・・ハンガリー
<メーカー紹介>
Nagy Balazsさんはハンガリー・パンノンハルマの代々続く養蜂家で、Nagyさん本人は2001年から養蜂を始めました。3人のお子さんも養蜂家を目指しており、Nagyさんは妻子とともにさまざまなハチミツなどを作っています。また、ハチミツを発酵させたハチミツ酒の原料も提供しており、自社サイトで販売しています。
https://www.zumimeheszet.hu/
リスク&チャレンジ
すでに商品は国内の倉庫に搬入済です。倉庫で火災が発生するといったよほどのことがない限り、スケジュール通り、お送りできます。
※並行輸入品が発生する可能性があります。正規以外での個人輸入等は、完全に防ぐことができない場合がございます旨、予めご了承のほどお願いいたします。
※並行輸入品は正規代理店による製品保証を受けることができません。
また、正規代理店を通じて購入することで、日本国内での流通に必要な各種認証の取得や、関税の適切な処理が担保されます。
※本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。
大幅な遅延がある場合は速やかに活動報告にてご報告致します。
※原則として、配送遅延に伴う応援購入(支援)のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヵ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。