ハンガリー南部、ヴィッラーニ地方にあるJammertalワイナリー。この地方はカベルネフランの世界大会が行われるほど、カベルネフランが有名です。そのワイナリーのブランド・Wunderlichの辛口赤ワイン3種。カベルネフランとカベルネソーヴィニヨン、4種ブレンドの逸品をお楽しみください。
株式会社La Baratは3年前にハンガリーワインの輸入を始めたインポーターです。ハンガリーは日本ではあまりなじみのない国ですが、ドナウの真珠と呼ばれる素晴らしい景観を誇るだけでなく、文化と歴史の豊かな国で、親日国でもあります。
今回ご紹介する辛口赤ワインは、8月4日に東京・三田の駐日ハンガリー大使館で開いたピアノイベントでもお出ししたワインです。
写真はイベント時のものです。手前の黒いボトルのワインが今回お出しするWunderlich(ウエンデルリック)の辛口赤ワインです。
この写真はこの9月に訪問した際のものです。Jammertal(ヤンメルタル)ワイナリーはハンガリーの南部、ヴィッラーニ地方を代表するワイナリーです。
別の建物の看板(右上)には、Wunderlichと刻まれています。Wunderlichは、Jammetalワイナリーの主要ブランドの1つです。
ヴィッラーニ地方はハンガリーの南部、クロアチアとの国境に近い場所にあり、フランスのボルドー地方北部と同じ緯度にあります。だからかもしれませんが、白ワインが中心のハンガリーにあって赤ワイン主力の産地となっています。
中でも有名なブドウが、国際品種のカベルネフラン。9月に訪問した際に聞いた話では、カベルネフランの世界大会がこの地で開かれ、イギリスのチャールズ国王も皇太子時代に何度も足を運ばれ、この地の赤ワインを楽しんだとのことでした。
その大会は昨年2022年に初めて開かれた「フラン・デュ・モンド国際ワインコンテスト」のようで、フランス、スロバキア、クロアチア、セルビア、ルーマニア、トルコ、アルゼンチン、そしてハンガリーの 8 か国から 101 点の応募があったとのことです。大会としては初めてですが、カベルネフランのイベントは2015年から開いているので、チャールズ国王が皇太子時代に訪れたのは大会ではなくイベントだったようです。
https://hungarianwines.eu/franc-franc-2022-in-villany-on-25-26-november/
いずれにせよ、当地の人たちがカベルネフランに大きな誇りをもっていることは間違いありません。
今回は、そのWunderlichのワインの中から、カベルネフラン100%を含む3種類の辛口赤ワインをお届けします。いずれも深みがある味わいが特徴ですが、それぞれの趣きがあり、1本ずつの3本セットと2本ずつの6本セットを用意させていただきました。
左から4種のブレンディッドのONYX、カベルネフラン100%、そしてカベルネソーヴィニヨン100%の辛口赤ワインです。写真からもONYXの色がもっとも濃いことがわかりますが、この赤ワインは果実味がたっぷり感じられる上にタンニンもしっかり。「ステーキならONYX、ONYX飲むならステーキ」と言いたくなるほど、牛ステーキにぴったり合います。
ただ、何かと合わせないと飲み続けるのがしんどくなるほどタンニンがしっかりしているので、ワイン単体で飲むのは少ししんどいかもしれません。
ワイン単体で飲むのがお好きな方にお勧めなのが、そうカベルネフランです。ふくよかな香りをもつこのカベルネフラン、ボトル半分ほど飲んだ後でも1週間はおいしく飲める力強さがあります。
また、カベルネソービニヨンもおもしろい味わいです。やはり、ステーキなどしっかりした食べ物と合わせるのがおすすめです。
つい最近、驚くことが起こりました。弊社、駆け出しのインポーターで弊社ストアーズECサイトhttps://labarat.stores.jp/はだれも訪れない寂しい状況だったのですが、ある時、ONYXが1日で4回も注文が入り、その多くの方が複数本を購入されたのです。
このスクリーンショットは10月22日分のオーダーが記録された弊社ストアーズのECサイトです。右側の小さな写真が購入アイテムの画像です。わかりにくいですが、黒いボトルがONYXです。
ちょうどその日は、賞味期限3分の2ルールの壁にぶち当たって、今春に輸入したアカシアハチミツを激安販売し始めた日でした。当然、その告知を知人らにしていました。このため、だれも訪れなかったECサイトで何人かが購入し始めていたのですが、ハチミツと関係のないONYXがぽんぽんと売れるわけがありません。
そこで、ONYX購入者に理由を伺ったところ、「医療系情報サイトにワイン通のブロガーが『ONYXはコスパ最強』と投稿していた」とのことでした。もちろん、私の預かり知るところではありません。「コスパ最強」というからには、どこかで購入されたのでしょうが、まず間違いなく言えるのは私のストアーズECサイトからではないということ。
「ONYX」「ハンガリー」「ワイン」などで検索しても、出てくるのは弊社関係だけ。ストアーズECサイト以外のサイトから私の知らないうちに買われたのか、はたまたハンガリーに行って飲まれたのか。いずれにせよ、大変ありがたいことであり、すぐにリピートしていただいた方もいるので、「コスパ最強」の評価は正しかった、ということかと思います。
ちなみに、このONYX、阪急百貨店の阪急うめだ本店の催事に出したところ、売れ行き好調で、写真のように定番として扱ってもらっています。(ちなみに、左隣の遅摘み甘口白ワインも弊社のアイテムです)
ONYXだけでなく、他の2本についても自信のもてる話がありました。ワインショップ店長のブログがカベルネフランとカベルネソービニヨンについて言及し、高く評価してくれていたのです。
カベルネソービニヨンは「滑らかで濃厚、煮たカシス、腐葉土、黒鉛、杉」という記述の後に「レベル高い。」という結語。カベルネフランに至っては「黒鉛やスパイスの香り、青さはほぼ無く、上品。」「ハンガリーのワインに共通して感じるしっかりとした酸味も特徴的。」と評価していただいた後、「このカベルネフラン・・・凄いなぁ」と。
「きれいな酸はハンガリーワインに共通している」というのが、私の認識でしたので、同様の評価を店長ブロガーさんにしていただけてとても嬉しかったです。
カベルネフランは11月に近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店で行った催事=写真=でも人気で、ONYXとカベルネフランの両方を試飲したロシア人が「カベルネフランをしっかり味わいたいから」といって、カベルネフランを選んだのが印象的でした。
日本ではあまり知られていませんが、ハンガリーは19世紀において、フランス、イタリアに次ぐワイン産地でした。もちろん、ワイン好きのお国柄で、世界三大貴腐ワインの1つ、トカイワインに誇りを持っています。トカイワインはハンガリー東部・トカイ地方の貴腐ワインですが、実はこのトカイ地方が貴腐ワイン発祥の地です。
1550年ごろに偶然造られたと言われています。当時はまだ遅摘みの甘口ワインなども作られておらず、おそらくこの時の貴腐ワインが世界初の甘口ワインです。
このころはまだ砂糖も貴族階級にしか出回っていない時代。甘いものが乏しく、トカイワインは爆発的な人気を誇り、原産地呼称制度という「トカイのワインでないものはトカイを名乗るべからず」という制度などができました。1737年のことで、フランスで同様のAOCができる200年も前のことでした。
そんな歴史的経緯もあって、ハンガリー人はワイン造りに情熱を注いでおり、白ワイン好きの国にあっても世界的に評価される赤ワインが作られているのです。先の店長ブロガーさんの記事では「ヤンメルタルのカシオペアメルロー2015が2021年のブリュッセルの国際コンクールでベストワインに選ばれた」と記されています。「世界の名だたるワイナリーを押しのけて、1万種以上の中から選ばれた」とのことですので、Jammertalワイナリーの良さがわかっていただけると思います。
そんなトカイワインの歴史を中心に記した本「『ワインの国・ハンガリー』の理由~フランスより200年早くAOCを導入した国」をキンドルの電子書籍で出版しました。250円でお買い求めいただけます。アマゾンの本カテゴリーで「甘口ワイン」と検索すれば、すぐにでてきます。
2024年01月にプロジェクト公開。2月10日プロジェクト終了。リターン用の商品は倉庫にありますので、
プロジェクト終了後すぐに発送します。
リターンは辛口赤ワイン1本ずつの3本セット、2本ずつの6本セットです。送料は本数に関わらず、全国均一1,000円で設定していますので6本セットの方がお得になっています。
また、百貨店ではONYXとカベルネソーヴィニヨンが税込み4,070円、カベルネフランは税込み4,202円ですが、3本セットの超早割は1本3,333円計算の税・送料込み10,000円、6本セットの超早割は3,166円計算の19,000円です。早割、通常はそれぞれ少し高くなっていきますが、それでも3本セットの通常で1本4,000円計算です。送料を考慮した割引率は11%ですので、お買い求め安くしています。
ぜひ、素敵なイベントのひと時に加えてみてください。
3本セットは超早割が26%offの10,000円、早割が18%offの11,000円、通常が11%offの12,000円です。
6本セットは超早割が27%offの19,000円、早割が21%offの20,500円、通常が11%offの23,000円です。
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。
3種類とも名称は果実酒、内容量は750ml、原産国はハンガリーです。すべて原材料はブドウ。酸化防止剤(亜硫酸塩)は使っていますが、ソルビン酸は使われていません。保存方法は冷暗所です。
弊社La Barat(ラボラ)は冒頭に記した通り、3年前にハンガリーワインの輸入を始めた会社です。代表取締役の飯塚隆志は前職の新聞社を希望退職した後、ハンガリーを長期訪問してトカイワインにほれ込んで、輸入を始めました。
しばらくはずっと空輸のみでの輸入でしたが、今回のは初の船便で輸入したワインです。新型コロナ禍でしんどい時期が長く、大量輸入につながる船便に手を出せなかったのですが、この春に初めて実現できました。輸送コストが下がりましたので、従来の価格設定よりも値下げしています。
今後も船便を続けて、お求めやすい値段で美味しい「コスパ最強のハンガリーワイン」を届けられるようにしたいと思っています。
みなさまにご支援いただいた資金については、来春目標の次回船便の費用に使い、新たな「コスパ最強ハンガリーワイン」を早期に輸入できたらと思っています。ハンガリーにはパーリンカというフルーツブランデーなど、すばらしい飲食物がありますので、それらもいつか輸入したいと思っています。
ご支援いただいた資金の一部は、クラウドファンデイング手数料にも使用されます。
ハンガリーは知れば知るほど、好きになるいい国です。東京・三田の駐日ハンガリー大使館ではこれまでに3回のイベントを開き、100人以上の方に参加していただいたのですが、多くの参加者が口をそろえて言うのは、「ハンガリーに行きたくなった」という気持ちです。
大使館イベントでは二等書記官がハンガリーと日本の共通点などを毎回話してくれるのですが、その内容もとても気に入られています。
今回、ハンガリーワインを初めて飲むことになる方も多いと思います。まずは飲んでいただいて、気に入っていただければ2月22日開催予定の大使館イベントに足を運んでいただければ幸いです。
(大使館イベントについて)
「応援購入サイト・マクアケさんで11日から募集を始めました。マクアケのサイト内で「ハンガリー」と検索していただければ、すぐに見つけられると思います。URLはhttps://www.makuake.com/project/hungary_wine2/
です。
募集ページを見ていただければわかりますが、専属シェフが弊社ワインとのマリアージュを考えてお出しするフォアグラなどの料理、2002年ヴィンテージの極甘口トカイワイン、今回の赤ワインなどをお出しします。
また、いつの日かハンガリーを訪ねていただけたらと思います。
よろしくお願い致します。
株式会社La Barat(ラボラ)代表取締役 飯塚隆志
販売場の名称及び所在地 : 株式会社 LaBarat 兵庫県西宮市仁川町5-3-73
酒類販売管理者の氏名:飯塚隆志
酒類販売管理研修受講年月日:2022/10/19
次回研修の受講期限:2025/10/18
研修実施団体名:一般社団法人 日本ボランタリーチェーン協会
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。